目立つ毛穴 実はたるみが原因?たるみ毛穴の原因と解消法

普段から毛穴のケアをしっかりしているはずなのに、潤しても引き締めてもなかなか毛穴が小さくならない・・・・・・とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。実はその原因は、お肌のたるみかもしれません。お肌のハリが以前より減っている、縦に長く広がった毛穴やシワと見分けがつかない毛穴があるという方は、たるみのケアも合わせて行うことをオススメします。ここでは、お肌のたるみを解消して、毛穴を目立たないようにする方法をご紹介します。

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毛穴はどうして目立ってしまうの?

そもそも、なぜ毛穴が広がってしまうのでしょうか。それにはいくつかの理由があります。まず一つ目にあげられるのは、必要以上に皮脂が分泌されてしまうことで広がってしまう場合です。常に毛穴が開き、表面が脂光りしやすいお肌になってしまいます。二つ目にあげられるのは、にきび跡を放置してしまったり、季節の変わり目などに肌荒れやトラブルが起きたりしたあとに気になる場合です。そして、三つ目が、お肌のハリや弾力不足によるたるみです。

肌のたるみと毛穴の関係

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お肌は、図のように表面から表皮、真皮、皮下組織の3つの層に分かれています。
目に見えるいわゆるお肌は表皮、その下にある真皮にはお肌の弾力やハリを司る、タンパク質の一種であるコラーゲンやエラスチンが存在しています。
コラーゲンはガーゼのような網目状になった繊維で、エラスチンはバネのような弾力や伸縮性のある繊維です。このコラーゲンとエラスチンが複雑に絡み合い、さらにヒアルロン酸がその間を埋めるように存在し、お肌の弾力とハリを保っています。そして、このコラーゲンとエラスチン、ヒアルロン酸を生産しているのが線維芽細胞です。線維芽細胞は体中に存在しており、例えば怪我をした時に皮膚の再生や修復を行うのも線維芽細胞の作用によるところが大きく、お肌にとっては非常に重要な細胞です。
この線維芽細胞から生産されるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸が減少してしまうことで、クッションのような役割をしているお肌の弾力が失われてしまいます。
ハリや弾力が不足して、たるむことによって毛穴とお肌の間にすき間が生まれ、このたるみによる毛穴とお肌のすき間が、毛穴の広がりとなってしまい見た目にも表れてきます。また、このたるみによる毛穴の広がり方には特徴があり、縦に長い楕円形や涙型、シワとつながった形をしているのでチェックしてみてください。

たるみ毛穴を解消と予防法

それでは、このたるみによる毛穴の広がりの解消と予防方法について紹介します。線維芽細胞の働きが低下して、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸が減少してしまう原因はたくさんありますが、大きく分けて気候、紫外線や乾燥などによる外的なものと、ストレスや加齢、体調によるものなどの内的なものの2つに分けられます。これらの原因に対策をとることも重要です。

ビタミンC誘導体を取り入れる

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お肌のハリを維持し、シワ・たるみを防ぐコラーゲン。このコラーゲンの合成に必要不可欠なのがビタミンCです。
線維芽細胞のコラーゲン合成時に欠かせない酵素の働きをビタミンCが補っています。つまり、お肌を支えて、ハリを担う真皮層のコラーゲンの増加をサポートしているのです。ビタミンCは体に悪影響を与えるとされる活性酸素の働きを抑える抗酸化物質を含み、また、皮膚の細胞の働きを正常にしてくれる作用があるため、お肌全体のたるみにも効果があります。
しかし、ビタミンCは、喫煙、ストレスや疲れなどでも簡単に失われてしまいます。体内での蓄積ができないビタミンでもあるため毎日少しずつの使用や摂取をオススメします。ビタミンC誘導体(ビタミンCを肌に浸透しやすくしたもの)配合の化粧品を始め、サプリメントや果物での摂取も行いましょう。

紫外線対策の徹底

たるみの原因のひとつであるコラーゲンの減少は、紫外線を浴びることによっても起きます。
前項で紹介したようなビタミンC誘導体が配合された化粧品の利用や内側からのケアも大事ですが、紫外線対策をしっかりと行うことも大切です。
日焼け止めの効果を充分にだすためには、お肌全体を覆うように使用します。日焼け止めを利用すると、記載されているSPF値(紫外線防御指数)×普段日焼けするまでの時間、だけ日焼けするまでの時間を延長することができます。

たとえば、普段20分で日焼けする人がSPF20のものを使うと、400分(6時間半ほど)が日焼け止め効果を感じることのできる目安ということになります。しかし、汗や皮脂により日焼け止めは落ちてしまいますので、出かける場合には日焼け止め効果のあるパウダータイプのファンデーションやコンパクトを持参してこまめに塗りなおすようにしましょう。ただし、SPF値はUVB(紫外線B波)に対する数値となりますので、SPF20++などUVA(紫外線A波)をブロックする「+記号」が付いている製品を選ぶ方がより良いです。以前から良くないとされていたUVBは日焼け、皮膚ガンの原因のひとつですが、UVAも体にメラニンを生成させて日焼け跡を形成し、シミやシワの元になるほか、地上に注いでいる量がより多いのでこちらも防ぐことが重要です。

代謝をあげる

線維芽細胞を活発化させるには、新陳代謝を高めることが大切です。体に無理のない程度のウォーキングやジョギング、ヨガや体操などを積極的に取り入れて血の流れを良くしましょう。また、顔へのマッサージもオススメです。かっさを取り入れて、顔全体のリフトアップを図るほか、美顔器なども効果的です。かっさの使い方は「かっさマッサージの効果と使い方~顔・足~」を、美顔器についての詳しい解説は、「美顔器ローラー大辞典 効果から使い方、おすすめ商品徹底解説」をご覧ください。

ツボ押しで活性化

女性ホルモンの分泌を促し、新陳代謝をアップさせるツボをお風呂の中で軽くプッシュしてみましょう。気・血・水の流れを調整する女性にオススメのツボ3ヶ所を紹介します。

  • 耳門

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気が出入りするところなので、気の流れを整えて代謝アップが見込めます。耳の穴前の三角形の部分、斜め上あたりの凹んだところにあります。この下にもツボがあり、耳の前全体を軽くプッシュするだけでokです。

  • 血海

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ヒザのお皿の内側から指3本分上にあるツボ。血行を整えることで流れを良くします。お顔のたるみ、くすみ、冷えのぼせに効果があります。

  • 陰陵泉

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脚の内側にある骨の一番上、膝につながる骨との境目付近にあります。エネルギーの湧くところ、体内の水の流れを良くして代謝をアップします。婦人科系のお悩みにもオススメです。

女性ホルモンを増やす

女性ホルモンには、たるみを改善する以外にも様々な美肌効果があります。しっかりと分泌させるには生活習慣やスタイルを整えることが効果的です。

食事の時間を一定にする

例えば、8時、12時、18時など、定期的に食事を摂ることで体内時計を調整します。

睡眠時間をしっかりと取る

なかなか早く眠れないという方でも深夜12時までにはベッドに入るようにします。寝る前のスマホはカフェインよりも覚醒効果が高いとも言われているので使用は避けましょう。

食事内容を工夫する

大豆製品には女性ホルモンと同じような働きをするイソフラボンが配合されています。また、アーモンド、くるみ、カシューナッツなどのナッツ類にはビタミンEが含まれており抗酸化作用と共に女性ホルモンの分泌も促します。

アロマの効果

ローズ、ゼラニウム、イランイラン、サイプレス、ネロリ、クラリセージが女性ホルモンの分泌を活発にすると言われており、オススメです。

たるみ毛穴をメイクで解消!

たるみ毛穴をしっかりとケアするのはもちろん、できることならすぐにこの毛穴を隠したい!という時もありますよね。それを叶えてくれるのがメイクです。下地や、いつものメイクに少し工夫するだけで瞬時に毛穴レス肌ができてしまいます。

反射を活かしたメイク

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お肌は平らではないので、光は様々な方向に反射しています。光の反射により毛穴を目立たなくさせる効果を利用したメイク方法を紹介します。メイク下地にパール入りを選ぶことにより反射が生まれツヤ感がでて、毛穴が目立たなくなります。そのほか、BBクリームやCCクリームにもパール入があります。

毛穴を目立たなくするメイク

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メイク下地のあとに、コンシーラーを使用する方法も効果的です。毛穴の目立つ部分に肌に近い色のコンシーラーを軽く使用して軽めのメイクをすれば、厚塗りになりすぎないナチュラルなお肌の完成です。これは毛穴を埋める効果によるものですが、クレンジングはしっかりと行いましょう。

今回はたるみによる毛穴へのアプローチ方法を紹介しました。年齢を重ねて皮脂分泌が減っているのに毛穴が気になるという方は見方を少し変えて、たるみ対策も加えてみてください。スキンケアのほかに、アロマの利用、ビタミンCの摂取、ツボ押しなどを毎日少しずつ実践することでお肌に変化が生まれますので焦らずじっくり取り入れてください。

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