繰り返す【大人ニキビ】3つの治し方とプロが教える予防法

繰り返しできる大人ニキビにうんざりしている方へ‥
すぐに使える応急処置~根本的な改善・予防法まで、プロのアドバイスを交えてご紹介します!大人ニキビの改善には、体の中からと外から、両方のアプローチが効果的。トラブルのないお肌を目指して、ぜひ実践してみましょう!

今すぐ大人ニキビを撃退する3つの方法

早めに手を打つのが一番!できてしまった大人ニキビをすぐに撃退する3つの方法をご紹介します。ぜひ試してみてくださいね!

1.炎症を抑える市販の塗り薬を

「次の日に大事な用事があるのに、急に大人ニキビが…。」という方は、緊急対策として、市販の塗り薬を取り入れましょう。

 オロナイン

オロナインH軟膏
1953年に大塚製薬から発売された「オロナインH軟膏」。もともとは皮膚用の抗菌クリームとして誕生しているのですが、ニキビにも効果的と、話題になっているアイテムです。主成分に「グルコン酸クロルヘキシジン液」を含んでいるので、アクネ菌が大量に発生し、炎症を起こしてしまった赤ニキビにおすすめです。ただし公式サイトなどでは、5〜6日経っても症状が変わらない場合は病院へ行くことが推奨されています。

ペアアクネクリーム

ペアアクネクリーム
LIONから発売されている大人ニキビ用の集中治療クリーム。炎症を抑える効果のある「イブプロフェンピコノール」とニキビの症状を悪化させるアクネ菌を殺菌する「イソプロピルメチルフェノール」の有効成分をダブル配合しているため、アクネ菌が発生し始める黒ニキビの段階から治療に取り入れてもいいでしょう。また他の市販薬に比べ、つけた後に透明になるので、メイク前につけても邪魔にならずおすすめです。

2.ニキビパッチで隠す・治す

口元につけるニキビパッチ
応急処置に近いですが、シールを貼るだけでニキビの炎症を抑えてくれ、見た目にも目立たなくなる優れものです。ニキビはつい触ってしまうことによって雑菌が入りさらに悪化することも多いため、ニキビ箇所を保護するという意味でも試してみたいアイテムです。

3.ニキビにきくツボを押す

今すぐできるのがコレ!道具も何も必要ありません。イタ気持ちいいくらいの強さで数秒間、指で押すだけでOKです。

合谷(ごうこく)

・・人差し指と親指のつけ根が交わる箇所

手のツボ、合谷

★大腸の働きを整え代謝を良くし、老廃物を外に出すよう促してくれるツボです。万能のツボと呼ばれ、肌あれ、ニキビ・ニキビ痕、シミ、そばかすなど肌トラブルの改善のほか、肩・首・目の疲れなどにも効果的です。

曲池(きょくち)

・・腕を曲げたときの肘のシワ先端。再度腕をのばして押す

肘のツボ、曲池

★合谷と同じく肌の調子を整え、免疫力を高めてくれるツボです。

四白(しはく)

・・黒目の真下、骨のフチから指1本分下げた箇所。人差し指で左右同時に押し上げるように押す

目の下のツボ、四白

★顔全体の血流を良くし、新陳代謝を活発にすることによりお肌を健康な状態に導いてくれるツボです。顔の血行が良くなるので、むくみ解消やお肌を明るくする効果も期待できます。

【ツボ押しの注意点】
気持ちいいからといってツボの押しすぎは体によくありません。長時間押したり、1日に何十回も押したりすると、気分が悪くなったり体がだるくなったりする場合もありますので注意しましょう。

医療機関へ行く目安は?

大人ニキビは非常に複雑なので長引くようであれば自己判断でのケアは避けた方がいいでしょう。跡が残らないように、基本的には赤ニキビとなった段階で、必ず病院に行きましょう。また、皮膚科に行けば保険診療で「面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)」が受けられます。面皰圧出とは、ニキビに小さな穴を開けて、詰まってしまった皮脂や古い角質を押し出す治療です。ニキビの治りが早くなったり、再発しにくくなったりするので、白ニキビの段階で早めに対処するのも一つの方法です。

大人ニキビの基礎知識~原因と対策~

大人ニキビは思春期のニキビとは異なり、いくつもの要因が複雑に絡み合ってできています。つまり、単純にいつも使っている化粧品を変えればいいわけではないということ。自己流のケアをやみくもに試す前に、まずは大人ニキビについて理解を深めてみましょう。

大人ニキビの原因は? 思春期ニキビとの違いは?

ニキビには大きく分けて、思春期ニキビと大人ニキビがあります。
思春期ニキビは、ホルモンの発達が関係しています。大人に近づくにつれ生殖器の成長が進み、ホルモンの発達とともに皮脂腺も発達します。その影響で皮脂が過剰に分泌され、顔のTゾーンや額など皮脂線が多い部分に思春期ニキビができます
一方で、大人ニキビは肌の乾燥、睡眠不足や栄養バランスの偏った食生活、間違ったスキンケアなどが関係しています
アメリカの皮膚科医であるクリグマン先生が発表した「女性における思春期後ニキビ(Postadolescent Acne in Woman)」という文献によると、
大人ニキビは20〜30代のキャリアウーマンに多く、思春期にはニキビを認めない。思春期後にニキビを発症し、主は閉鎖面皰(へいさめんぽう)<白ニキビ>で、生理前に悪化する。
とあります。その原因としては、仕事と家庭の両立などによるストレスで、血中の男性ホルモン濃度が高まることだといわれています。大人ニキビができる場所は、フェイスラインや口がメインです。また思春期ニキビとは異なり、跡が残りやすいのも厄介なポイントです。

あなたの大人ニキビのタイプはどれ?

鏡越しの女性の肌荒れに悩む顔

顔のさまざまな箇所にできる大人ニキビ。ニキビができる場所別での原因と対策を知り、それぞれに合った正しいケアを行っていきましょう。

原因 対策
・洗顔料の洗い残し、前髪
・紫外線
・洗顔料や整髪料は丁寧に洗い落とす
・油分が入っていない化粧品でしっかり保湿する
あご ・皮脂分泌が多く、毛穴があまり開いていないため詰まりやすい
・無意識のうちに手で触ることが多い
・しっかり睡眠をとる
・適度な運動を心がける
・食事・サプリメントなどでビタミンを積極的に摂取する
・一番皮脂量が多い箇所のため皮脂が溜まりやすい
・紫外線
・刺激を与えないよう泡を転がすように洗顔し、しっかり保湿する
・日焼け止めなどで紫外線からの刺激を防止する
・皮脂量が少なく、肌を守る皮脂膜がつくられにくいことによる乾燥
・寝具に付着している雑菌による炎症
・しっかり保湿する
・寝具を清潔な状態に保つ

【額】
前髪があたることが多い額ですが、髪があたる刺激や洗顔料の洗い残しによってニキビができやすい箇所です。よって、洗い残しがないよう丁寧に洗顔することが大切です。また、普段前髪をおろしている方も、自宅では額を出して髪がかからないようにするのも肌への刺激を防げるのでおすすめです。

【あご】
手でついつい触ってしまうあごですが、手についている雑菌を肌に付着させてしまうことになるため、意識して触らないよう心がけることが大切です。また生活習慣の乱れによるストレスも影響しますので、睡眠・食事に気を配りましょう。

【鼻】
鼻の皮脂が一番気になる、という方も多いかと思いますが、ご存知のとおり一番皮脂が出る箇所です。丁寧な洗顔と保湿でニキビの発生を抑えることができます。また、一番日に当たりやすい部分でもあるため、紫外線対策もしっかり行いましょう。

【頬】
皮脂が出ることは少ない頬ですが、その分乾燥しやすい箇所です。パックなどでしっかり保湿することが大切です。また、横向きに寝ているときに寝具の雑菌が頬についてしまうこともニキビの原因として考えられるため、枕カバーやシーツは頻繁に交換し、清潔な状態を保ちましょう。

もう大人ニキビを作らない!根本から改善する3つの方法

1.間違ったケアをしない

ニキビができているのに、過度なピーリングケアを繰り返す

大人ニキビができてしまったからといって、早く治すために過度なピーリングを行うのは避けましょう。大人ニキビができている時点で、肌は健康な状態ではありません。ピーリングは薬剤を使い、肌表面の角質を無理に溶かすものです。大人ニキビが落ち着いてから行うようにしましょう。

油分を抑えるために、化粧水のみでスキンケアを終わらせる

化粧水は肌に水分や潤いを与える働きがありますが、水分を肌に抱えておく力はありません。つまり、化粧水のみのスキンケアは肌の水分蒸発をまねき、かえって乾燥を進めることになります。肌の乾燥は肌を守るバリア機能の低下となり、大人ニキビがさらに治りづらくなります。もしどうしてもベタつきが気になる場合なら、保湿クリームの代わりに乳液を使いましょう。

 2.しっかり保湿する

大人ニキビをまねく原因の一つに乾燥が挙げられます。肌が乾燥することでターンオーバーが乱れ、角層が厚くなりニキビが発生します。そのため厚くなった角質に潤いを与え、毛穴の詰まりを解消したいところ。保湿タイプのシートマスクでパックをし、保湿クリームに比べて油分が少ない乳液で潤いを閉じ込めましょう

3.ビタミン等の錠剤・サプリメントで補う

瓶からこぼれ出した金色のサプリメント
大人ニキビには、ビタミン類・乳酸菌・Lシステインを摂取するとよいと言われています。3つとも肌のターンオーバーを助ける役割があり、特にビタミンは普段の食事では摂取しにくい栄養素でもあります。
日頃のスキンケアに加えて、肌の調子がいいときも悪いときも継続して摂ることによって、より大人ニキビができにくい体質へ改善することができます。

大人ニキビにおすすめのサプリメント

では具体的にどういった成分が入っているとよいか、まだその成分がもたらす効果を解説していきます。

【マルチビタミン】
大人ニキビに効果が期待できるビタミンB群やビタミンCをはじめ、12種類のビタミンが配合されています。ビタミンB2は脂質の代謝や肌のターンオーバーを促し、ビタミンCは肌のキメを整えるコラーゲンの生成に役立ちます

【乳酸菌】
大人ニキビは体のなかの老廃物がきちんと排出されないことによりトラブルを引き起こしていることも考えられます。老廃物を排出するには腸内環境の活性化が大切。乳酸菌には整腸作用があり、加齢や生活の乱れによって増える悪玉菌を減らし、善玉菌を増やしていく効果があります

【Lシステイン】
肌の代謝を助けるアミノ酸であるLシステインは、お肌のターンオーバーを正常化してくれる役割があります。きめ細やかな肌に必要な水分と皮脂のバランスを改善し、毛穴をつまりにくくします。

生活のなかの4つの習慣を変えて、大人ニキビを予防しよう

できることなら大人ニキビはもう作りたくないもの。それには日々の習慣づくりが何より大切です。今すぐにでも始められる日々の習慣づくりをお伝えします。
ベッドの上で伸びをする女性

  1. しっかり睡眠をとる(最低6時間)
  2. 脂質や糖質が多い食事は避け、バランスのいい食事をとる(ビタミン類を積極的に摂取する)
  3. 頻繁に顔をさわらないよう気をつける(手にはたくさんの雑菌がついています)
  4. とにかくストレスを溜めない(お風呂でのリフレッシュ、プライベートの時間を大切にする)

この4つを心がけるだけでも、大人ニキビの改善におおいに役立ちます。ニキビという日常の「ちょっとしたストレス」をなくすことで、さらに楽しく充実した日々を過ごせるはずです。今回ご紹介した方法を試しながら、ストレスフリーな毎日を目指しましょう!

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