【インナードライ肌】改善のカギは化粧品選び?原因や合うメイク法は?

インナードライ肌とは、単純な乾燥肌・脂性肌(オイリー肌)ではなく、肌表面はテカリが気になるのに肌の内部は乾いている、という状態の肌の事を言います。一見脂性肌なので、ケア方法を間違いやすく、悪化している可能性も。正しい化粧品選びと保湿ケアで改善する方法をご紹介します。

インナードライ

インナードライ肌の特徴と原因

インナードライ肌とは、インナー(内部)とドライ(乾燥)という言葉から予想できるように、お肌の表面は普通肌もしくは脂性肌なのに、お肌の内部は乾燥しているという状態のお肌のことを指します。大人の女性のお肌では、内面が乾燥すると、水分の蒸発を防ぐために皮脂が活発に分泌され、表面がテカってしまうため、脂性肌と見間違える状態になりやすいです。脂性肌は思春期に多いため、大人の場合、表面がオイリーでもインナードライ肌と考えられます。

【他の肌質との比較】

表面 内側
乾燥肌  乾燥肌表面  乾燥肌内側
インナードライ肌  インナードライ表面  インナードライ内側
脂性肌  オイリー肌表面  オイリー肌内側

インナードライ肌の原因は大きく3つです。

  • 冷暖房や外の風に当たることによる乾燥
  • 季節の変わり目やストレスなどの環境や生活習慣の乱れ
  • 保湿ケアの不足や肌に合わない化粧品の使用

原因は主に乾燥ですが、エアコンの効いた室内と外との温度差や風などで肌のコントロールがうまくいかなくなります。さらに、肌表面に油分が多いからと保湿しなかったり、お肌に合わない化粧水を使用することも原因になります。

今日から始める正しい改善法!

インナードライ肌の基本をおさえたところで、次は対策&実践に移しましょう。表面は脂っぽくても、基本的には原因が乾燥であるため、乾燥肌対策を行いながら、ケアをすることが大切です。ここではスキンケアと食事による改善法を紹介します。

化粧水はどんなものを使えばいい?

うるおい成分
様々なタイプの化粧水がありますが、インナードライ肌の人には保水力の高い成分が含まれている化粧水がいいでしょう。ヒアルロン酸やコラーゲンなどは有名ですが、近年注目を集めている以下の成分の入ったものもおすすめです。

成分 役割
セラミド スフィンゴ脂質の1種。細胞と細胞の間を埋め、内部からの水分の蒸発を防ぐ。
スフィンゴ脂質 セラミド以外の総称。
リピジュア ヒアルロン酸より高い保持力で蒸発しようとする水分を保持。
ビタミンC誘導体 皮膚の酸化を防ぎ、水分保持能力を保つ。
エクトイン 環境ストレスから保護する。

また、テクスチャーは自分の好みに合わせて選ぶとよいでしょう。

インナードライ肌の人に避けてほしい化粧水

  • アルコール成分の多い化粧水

    インナードライ肌の人は、敏感肌だったり、なりやすかったりします。そのため刺激が強く、水分と共に蒸発するアルコール成分が多い化粧水は避けた方がいいです。

  • 収れん化粧水

    収れん化粧水は、毛穴を引き締めてくれるため、水分を逃さないように感じますが、皮脂が分泌されづらいため、乾燥肌に傾く可能性があります。インナードライ肌の人は避けましょう。

【週に1~2回】保水効果のあるシートマスク

日常のケアにひと手間、水分がたっぷり含まれたシートマスクや水分補給のできるマスクを使用することで、肌の奥までしっとりとしたなめらかなお肌を保つことができます。
一般的なシートマスクのタイミングは「化粧水の後、乳液・美容液の前」です。

①洗顔→②化粧水→③シートマスク→④乳液・美容液

シートマスクに使い方が載っていますので、その通りに利用することがいちばん望ましいです。長くやるほど効果が上がるものでもないので、使用時間はきちんと守りましょう

乳液やクリームを使う時の注意点

水分補給をしっかりと行うことをメインに、コスメを選んでください。インナードライの人には、水分も補える乳液は比較的合いやすく、お肌がなめらかになります。化粧水のところで説明した成分の他に、以下の成分が含まれているといいですね。

  • グリセリン(保湿)
  • メドウフォーム油(皮膚保護剤:オクルーシブ)
  • ヒアルロン酸
  • BG(ブチレングリコール)
    ※ブチレングリコールは、成分表示で前半に来ているものが好ましいです。

顔のTゾーンUゾーン
乾燥しやすい頬などのUゾーンは念入りに塗るようにして、Tゾーンがどうしてもオイリーになりやすいという人は、Tゾーンは乳液かクリームのどちらかにするなど調整してください。

おすすめの食べ物&栄養素・サプリ

内側から肌に働きかけていくことも必要です。継続的に行っていくことが改善に向けての肝です。

【おすすめの食べ物&栄養素】

食べ物 こんにゃく、大豆、アーモンド、ヨーグルト、鶏肉
栄養素(サプリ) セラミド、ビタミンA・B・C、亜鉛

こんにゃくにはこんにゃくセラミドが含まれており、肌のセラミドをサポートします。肌のターンオーバーに必要なタンパク質を含む食材や、上質な油分を含むアーモンドを食べることも改善に役立ちます。

インナードライなお肌に適したメイクをしよう

メイク道具
保湿すれば良い乾燥肌とも、テカリを抑えると落ち着く脂性肌とも違い、インナードライ肌のメイクはどのようにすれば良いか迷うものです。

化粧下地

化粧下地は、ミルクタイプや乳液タイプを選ぶようにして、水分と油分のバランスをとりましょう。夏場はジェルタイプも心地よく、お肌になじみやすいのでオススメです。ハンドプレスをして、できれば2~3分待ってからファンデーションに移りましょう。

ファンデーション

根本的には乾燥しているため、リキッドタイプ+パウダーファンデーションを併せて使うことにより、乾燥を抑えながらも、表面はすべすべになるように心がけましょう。水分が入っており、2層式になっているファンデーションもベタつきにくいので使いやすいです。ファンデーションとパウダーの2種類を使うのが面倒な人には、クッションタイプのファンデーションもオススメです。

パウダー

皮脂の分泌をコントロールしやすくするためにも、パウダーは仕上げに必ず使用してください。特に額や鼻のTゾーンはオイリーになりやすいので、先にのせておいて、最後にもう一度軽くのせるとテカリにくくなります。スポンジやパフが付いているパウダーも多いですが、ブラシでさっとのせると自然な仕上がりになります。

メイク直し

メイク直しには、化粧水ミストなどを使用して水分を補うようにすると、夕方以降にテカリにくくなります。

大人のお肌で、テカリやオイリーになってしまうのが悩みという方は、是非一度、インナードライ肌用のスキンケアを試してみてください。空調設備の普及により、思った以上に1年中乾燥しやすい状態になっています。積極的に水分補給を意識して、ニキビなどの肌トラブルを防ぎましょう。

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